帰国日 再见!8月1日〔帰国日 再见!〕 早上好.(おはようございます) 長かった7日間も過ぎ去ってみれば短いような。 とうとう帰国の日が来てしまいました。 いつもの事だが、事情が許せば延長したい。。。 ホテルを出ると40分ほどで上海空港に着く。 見知らぬ同士が7日間に亘り、同じ釜の飯を喰ったわけだ。 お互いの身の上や素性が分かり掛けて来た所で「さよなら」するのが良い。 ツアーとは、こうしたものである。(*^^*) 今回のツアーは次のようになっている。 カップル参加:20名(10組) シングル参加:17名(意外と多かった) 観光した都市:10都市 宿泊場所:蘇州・杭州・上海の五つ星ホテル バス走行距離:約2,200km 下のような集合写真を6箇所で撮った。 これは転写なので何となくボケている。 さて、NIJIは何処にいるでしょうか? (*^^*) さて、旅といえばトラブルやアクシデントが付きものだが、今回は何も無かったのだろうか。 いやいや、そうは問屋が卸さない。(*^^*) 細かい事は色々あるが、大きく分けて4つのアクシデントを紹介しておきたい。 1.迷子。 夜でも1人で外出するほど、中国の事情に詳しい婦人がいた。 それはそれで良いのだが、この女性、蘇州の街中を散歩中に迷子になってしまった。 少し中国語を話せる人なので、何処かの売店で冷やかしながら話し込んだらしい。 その結果、列を見失い、はぐれてしまったのだ。 焦ったガイドとアシスタントは、NIJIたちを一塊にして動かないよう指示した。 そして、トラピックスの旗を持ち、来た道を引き帰して行った。 およそ30分後、照れくさそうにガイドに先導されてNIJIたちの輪に入った。 散策や散歩を始める前に、龍ガイドは必ずメンバーに次のように話した。 「もし迷子になったら、彼方此方と探し回らないでください。必ず日陰に入って立っていてください」 これが功を奏したようである。 この暑さだ、目立つようになどと日差しの中に居たら倒れてしまう。 探す方も彼方此方と目を配らなくても、日陰で立っている人を探せば良い。 NIJIにも 経験がある が、異国の見知らぬ土地での迷子は命取りになる。 別れの日、1人1人に謝っていた。(*^^*) ちなみに、シングル組で参加した人である。 ともかく、事なきを得た。 2.あわや大惨事。 これには、マジで肝を冷やした。 上海ヒルズが良く見えるスポットまで、歩いて移動中の時だった。 目的地まで2~3分という橋の上で起きたのだ。 道路の左側歩道を2列で歩いていたのだが、NIJIの右前にいた男性が段差に躓いて転倒し、路上に放り出されたのだ。 ご存知のように、中国は右側通行であり、車はNIJIたちの列と対面して走っている。 前から走ってきた車が急ブレーキを掛けて、彼の直前で止まった。 彼は柔道の受身を使いながら立ち上ったが、さすがに顔は青ざめていた。 NIJIは持っていたバンドエイドを差し出したが、擦り傷もなく無事だったようである。 ただ、もう少し車のスピードが出ていたり、あるいは転ぶのが少し遅ければ大惨事になっていた。 ツアー中に葬式など洒落にならない。 気をつけないとねぇ。 中国の交通事故死は世界最多なのだ。 3. アシスタントガイドの王ちゃんは、学校の休みを利用して、将来の夢であるガイドの勉強をしている。 正確には「添乗員になりたい」と言っていた。 1ヵ月の契約で、アルバイト形式でプロのガイドとバスに乗り込み実践・訓練をしているのだ。 このツアーの最少催行人員は10名なので、参加者が10名でも出発する。 NIJIたちの出発日は37名と多かったのでアシスタントが付いたのだ。 そして、NIJIたちのツアーが3回目の担当だと言っていた。 その王ちゃんが・・・・・ちょっと待て! 海の向こうとは言え、面も割れていることだし、彼女の名誉のためにも書かないでおきたい。 ただ、ツアーのメンバーから叱られたり怒鳴られたりして・・・可哀想に、それほどのミスではなかったように思うのだが・・・。 下世話にも言うではないか。 子ども叱るな いつか来た道。 年寄り笑うな いずれ行く道。 お客とガイドという立場は異なれ、同じ人間であることを忘れるな! 大きく包んで見守るという事が出来ないのか! こう見えても、NIJIはフェミニストなのだ。(*^^*ゞ 4.オープン! これはNIJIのアクシデントである。(^^;)ゞ 上海空港で出国のセキュリティーチェック。 スーツケースが検査機を通る。 すると、係員が「検査室へ」と言った。 隣接している検査室に行くと、係員がNIJIのスーツケースを指して「オープン!」と言っている。 引っ掛かるのもは無いんだけどなぁ・・・。 しかし、X線写真を見せられて驚いた。 携帯の予備バッテリーとポケットチャージャーがクッキリと写っているではないか。 お陰で、荷造りのやり直し・・・。 復路の注意点として、龍ガイドは再三に亘って次のように注意した。 「スーツケースに携帯のバッテリーは絶対に入れないください。空港で必ず引っ掛かります」 NIJIは話を聞いていなかった訳ではない。 しかし、往路ではスーツケースに入れておいても大丈夫だったのだ。 だから復路も大丈夫だと思い、お土産でパンパンになったスーツケースの奥深くへと詰め込んだのである。 まさか、X線写真に写るとは思わなかったのだ。 NIJIが遅いので心配した龍ガイドが引き帰して来て、「だから駄目だって言ったでしょ!」 思わず「ソーリー!」と謝ってしまった。 但し、これは他のメンバーに迷惑が掛かった訳ではない。 みなさん、自分の経験と判断を過信せず、ガイドさんの言う事は守りましょう。(*^^*) 飛行機が飛び立てば元のステージ。 また明日から頑張って、冬には「蟹喰いツアー」でも計画するか! 上海蟹が旬を迎え、冷え込みが厳しくなる直前の12月ごろが良いかな? d(^-^) 前回の日記に、 ホテルのメモ用紙を使って短い手紙を書いた。 その内容は次回の日記で明らかになる。 と書いた。 しかし、1日の中の出来事として書くのではなく、別枠で内容を独立させたいので、次回に持ち越したいと思います。m(_ _)m 続いて、8月2日 〔甘酸っぱい思い出〕 にお進みください。 |